世界の片隅で紡ぐ音楽 ブリリアント

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嬉しかったのでご紹介

「ちょっぴりすみの初音ミク」というサイトで私の曲を紹介してもらいましたので、嬉しさのあまりご報告です。

「初音ミク+クラシック」というカテゴリで、「ブリリアント」を紹介してもらってます。ニコニコ動画に曲をアップしているだけで、いまだにこうして聴いてくれて、評価してくれる人がいるというのは、本当に嬉しいことですね。

最近は本当に音楽の方がご無沙汰になってしまってるんですけど、こういうありがたいことがあると、また新しい曲を作りたいなという気持ちになります。

このサイト、とても面白い視点でVOCALOID曲を紹介されています。最近のボカロシーンはVOCAROCKほぼ一色ですが、こういう広がりもあるんだということが実感できます。というか、こういう広がりこそがVOCALOIDの面白さだと思います。是非一度ご覧あれ。

管理人さん、ありがとうございました!

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番外編:私的「パッヘルベルのカノン」考

「ブリリアント」の動画のコメントにあった質問にお答えしたいと思います。

Q:作者はハダワイ好きか

A:はい、大好きです!


・・・・・・さて。

「ブリリアント」で引用したパッヘルベルのカノンは、現代の日本人にはもっとも馴染み深いクラシック音楽の1つだと思います。私がこの曲を初めて聴いたのは、中学の卒業式でのオーケストラ部の演奏でした。

ヨハン・パッヘルベル(Johann Pachelbel, 1653年9月1日 - 1706年3月3日) は、ドイツのバロック音楽期の作曲家で、カノンは1680年頃に作曲されたと言われています(以上、Wikipediaより)。年代としてはバッハやモーツァルト、ベートーヴェンが活躍するずっと前に書かれたものです。正式な曲名は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」の第1曲です。

ご存じの通り、この曲は現代のポピュラー音楽、ポップスでも旋律が頻繁に引用、借用されていますが、とりわけ日本で突出して人気が高い気がします。それは「カノン進行」と呼ばれるコード進行の心地よさだけが理由なのでしょうか。

「前ノリ」「後ノリ」という言い方があります。私も良く分かっていませんが、日本の曲には前ノリの曲が多く、ジャズなどは後ノリ、と言われることが多いみたいです(このあたりのことは、映画「スウィングガールズ」を見ると雰囲気が分かります)。今回「ブリリアント」に引用した時に思ったのは、パッヘルベルのカノンは、日本の曲に合いやすい「前ノリ」の曲なのではないか、ということです(間違っているかも知れません)。

カノンの旋律に合わせて、下の太字のところで手をたたくとすると、どちらがたたきやすいでしょうか。

(1)「ンタタ ンタタ タタタ タタタ・・・」

(2)「タンタ タンタ タタタ タタタ・・・」

多分(1)なんじゃないかと思います。日本人だから(1)なのかも知れません。

実に330年もの時を超えて愛される曲。作曲したパッヘルベルすら思いもしなかったことでしょう。たまにはクラシック音楽に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

アレンジ~完成

前にも書いた通り、今回もプリセット音だけを使っています。

朝・昼・夜の部分で鳴っているシーケンスは、FL Studio付属のソフトシンセ、Sytrusのpluck音で、アルペジオが音色に組み込まれたものです。ピアノロールにコードだけ入れて、自動でアルペジオを演奏させています。便利デスねー!

カノンの部分では、2種類のpluckをヴァイオリン1、2のパートに充て、通奏低音のパートをベースでアレンジしています。

PCのパワーが非力なこともあって、比較的動作が軽いFL Studioを使っているのですが、それでも立ち上げているシンセが5~6個くらいになってくると、ビリビリいって制作どころじゃなくなってしまうので、多分他のPの方の曲に比べるとものすごく簡素な作りのオケになっていると思います。ミクさんの歌声にとても助けられています。

ミクさんの調整は、あまり凝ったことはしていません。ところどころ、発音が気になる部分を「子音+母音」に分解したり、耳障りな部分のベロシティを調整するくらい。後はFLでコンプ&リバーブ。本当はもっと色々やってみたいけれど、週末音楽家には時間が足りません(泣)。

出来上がった曲を聴いてみると、下手は下手なりに、曲作りが上達しているのが感じられて、ちょっと嬉しくなります。2ヶ月弱の間お付き合いいただいたshariさん、ピアプロやニコニコ動画で視聴、メッセージいただいた方々、改めて「ありがとうございました」。

次回からは、たまに雑談等も挟みつつ、「徒花」の制作話を語っていきます。

メロディ付け(2)~アレンジ突入

この曲は歌詞の構造から、朝の部分のメロディが出来れば昼・夜も使えるので、ほぼ70%くらいは完成したことになります。残るは中間の部分ですが、朝の部分を作った段階で、中間の歌詞のかたまりを2つに分け、そこに昼を挟むことを思いついていました。朝・昼・夜と同じメロディで単調になってしまうのを防ぐため、後半の「I LOVE YOU」のところに盛り上がりを作りたかったからです。

そして2つに分けた前半、「柔らかな風~頷くの」の部分が、今回一番苦心しました。表現しにくいのですが、「ずっとこうして~約束」の部分と、後続の「でも幸せが~頷くの」の言葉の密度の差が大きく、後者のメロディ付けがどうしても上手くいかない。さんざん考えた末に出した答えは、「でも幸せが勝つから/目を合わせて頷くの」と切るのではなく、「でも幸せが/勝つから目を合わせて/頷くの」と切るというもの。そしてリズムとベースのパターンを変えて、歌詞の密度に合わせて曲調を微妙に変化させるアレンジを施しました。自分で言うのもなんですが、苦しんだ分だけ、これ以上ないような出来に仕上げられたと思います。

ここで大問題が発生。全部のメロディをつなげてみると、中間部分だけ1オクターブ高い音域で作っていたことが判明。それを修正してみると、「散歩道」のところが低くなりすぎて、ミクの声が聞こえない。この時、すでにカノンが原曲キーのまま組み込まれていました。クラシック好きとしては随分悩みましたが、最終的にはミクの声の聴き取りやすさを優先し、全体のキーを2度上げました。

サンプルを作った段階で、パッヘルベルのカノンを入れることと、曲の終わりをフェードアウトさせる構想をあたためていました。カノンはコード進行が似ていたので、遊びとして入れてみたら上手くはまってくれました。フェードアウトは、この幸せがいつまでも続いていくように、という意味を持たせました。ちなみに、曲の導入と終盤で鳴る「スパーン」というクラップ音は、1日が始まる朝を表現してみたものです。

なんだか文章がグダグダになってきたぞ。

歌詞との出会い~メロディ付け(1)

まずは歌詞との出会いから。

前作「徒花」をニコニコ動画にアップしてから1週間くらい経った頃、「徒花」のイラストを描いてくれたshariさんの他の作品を見ていたときに、何かのはずみでズルッとスクロールして、「あれ・・・・?」と。そこでshariさんが歌詞を投稿しているのに初めて気が付きました。

ピアプロの個人ページは、作品の表示順が上から「音楽」「イラスト」「テキスト(歌詞)」となっていますので、イラスト投稿がある場合、スクロールしないと歌詞作品が見えないんですね。

「へぇ・・・・・」と思って眺めていると、「ブリリアント」という私好みのカタカナのタイトルが目に飛び込んできたので、反射的にクリック。「・・・・・うわぁ、これいいなぁ!」

曲にしてみたい歌詞の条件は色々ありますが、まずその歌詞を好きになることが大前提です。じゃないと作曲のモチベーションが続かない。「ブリリアント」は「こんなこと言われてみたい、思われてみたい」と、男なら誰しも思うような内容が女性視点で描かれていて、shariさんのミクのイラストとあわせて読むと効果倍増。「こ、これが『みっくみくにされる』ってやつか」と。

音楽面では、「徒花」のトランス的な音使いから一度離れて、エレクトロ・ポップ風の曲調に挑戦してみたいと思っていましたので、「ブリリアント」の歌詞でそれにチャレンジすることに決めました。

まず手始めに、「朝」の歌詞の部分にメロディを付けます。歌詞を何回も音読しながら、次第に節回しを付けていく。ハイ、基本的に鼻歌作曲です(笑)。この時に、言葉の響きや意味が千切れないような小節分けも徐々に意識していきます。朝の後半部分の歌詞の字数がやや多かったので、ここは昼、夜の字数と比較しながら「目を伏せた」という改変を入れ、その前の部分のメロディを反復する形に収めました。

そこにピアノとストリングスでコードを乗せます。リズムはキックスにちょっと強めのコンプレッサーを入れ、スネアにはクラップを重ねて弾むようなノリを出してみます。ベースは今流行りのヤスタカ風ブリブリベースに(笑)。こうしてサンプルを作りました。
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ピアプロでは「hypersaw」、ニコニコ動画では「カップラーメンP」として活動中の週末音楽家。リンク、コメント、大歓迎です。

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