世界の片隅で紡ぐ音楽 Glass Labyrinth

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Glass Labyrinth



明けましておめでとうございます。

いやー、2010年締めくくりの曲になるはずが、2011年の最初の動画になってしまいました。
クラッシュしたPCからなんとかデータをかき集め、復旧した環境でミックスの見直しを始めた頃には年が明けていました。

動画ではピアプロから3人のイケレン君に登場してもらっています。美しい歌詞とイラストと共に曲を楽しんでいただけたらと思います。

この曲については、また別のエントリーで少し語るかもしれません。

今年もカップラーメンPはのんびりまったりと音楽活動を続けていきますので、よろしくお願いします!
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歌詞打ち込み、ミックス、そして・・・・・・

歌詞を決めてからすぐに鏡音レンでの歌詞の打ち込みをスタートしました。

まず「べた打ち」と呼ばれる、単に歌詞を打ち込んだだけの状態で聴いてみます。「いいな」の時に比べると、かなり聴ける状態だったので一安心。

今回の曲は結構譜割が細かいため、あまり細かい調整をかけるとかえって自然さが失われてしまいます。そのため、調整は効果が見られる場所を厳選して最小限にしています。また、「歌う」というよりも「つぶやく」という感じの曲なので、言葉の終わりを短く切った歌い方にしています。

ボーカルトラックだけで聴いて「OK」と思っても、オケに混ぜてみると子音が聞き取れなくなって何て言ってるのか分からなくなる、ということが起きます。レンの場合はその傾向が顕著で、それをボカロエディタで解消するか、ミックスで解決するのかを判断していきます。経験上、ボカロエディタで解消できることはあまりありません。

いよいよミックス。現在我が家は6ヶ月のチビ君を寝かしつけるまでは、平日・休日関係なく怒涛の忙しさです。DTMができるのは夜9時頃から。本当は今回のようなトランスじゃない曲のミックスに時間をかけたいのですが、なかなかそういうわけにもいきません。

なんとか細かい時間をつないでミックスを進めます。ポイントはやはりボーカルとオケの音域が重なる部分をどう処理するか。ギターとシンセをわずかに左右にパン振りしつつ、コンプレッサーとイコライザで音を整理していきます。そしてもう少しで完成かなという時に・・・・・

Windows vista殿が逝ってしまわれましたorz

電源を入れると「VAIO」のロゴの表示の後、一瞬ブルースクリーンが出て落ちてしまい、再起動後のスタートアップ修復でも「修復できません」の無限ループ。ネットで調べてみると、vistaで同じ症状になっている人がちらほら。でも解決策はなく、工場出荷状態にリセットする以外になさそうです。

現在はリカバリーしたPCに順次ソフトをインストールしていってます。ミックス再開までどれほど時間がかかるか分からないため、最新のMP3をピアプロにうpしています。


Glass Labyrinth powered by ピアプロ

もうちょっといじってみるか、それともこれを完成版にするか、難しい問題ですが、少し考えてから判断したいと思います。

歌詞決定

これほどまでに歌詞の選考が大変だとは、思いもよりませんでした。



募集期間も含めると約2週間弱の間、どの歌詞にするかを延々考え続けました。その結果、THERION(Souya)さんの「Glass Labyrinth」を使わせていただくことに決めました。

投稿くださった方々がどう思われるか分かりませんが、私なりの歌詞選考の総括として、ここで選考の過程を何人かの投稿者のお名前も交えてちょっと書いてみようかと思います。

投稿作品はまず投稿された直後に一度読んでいます。締め切り後、全作品を再度読み、自分の各作品に対する印象、評価を再確認していきました。ちなみに修正のあった作品は修正後のものをちゃんと読んでます。

この時点で、私の中では以下の4作品に絞られました。

「Glass Labyrinth」THERIONさん

「Endless Chain」たぐいさん

「君のいない町」eikiさん

「Story」さはらさん

絞られた、と書きましたがここで選外となっている作品にも素晴らしいものが沢山ありました。もうすでにこの段階から私の好み、独断で選ばざるを得ない状態になっていました。作詞の方々の競争の激しさは想像以上です。

たぐいさんの「Endless chain」は、まずタイトルがカッコいいのと、歌詞の韻踏みがとても上手くできている作品です。いくつかあった求愛系の歌詞の中では一番素晴らしいとの印象を持ちました。多分腕利きの動画師にかかったら凄くかっこいいPVができるんじゃないか、という気がします。ギターロックで聴いてみたいと思わせる作品でした。

さはらさんはとめPの作品でかねてからその作詞センスを素晴らしいと感じていた方で、25日23:59というタイミングで投稿してくださいました。繊細な心の機微を込めた言葉の数々が寂しさだけではない温かさを醸しており、最後尾大外から凄いのがまくってきたな、と思いました。3つ目のサビ前のブレイクに「時が止まれば」という詞を持ってこられたのには思わず唸ってしまいました。こちらは逆にバラードで聴いてみたくなるような作品です。

最終的にTHERIONさんの「Glass Labyrinth」とeikiさんの「君のいない町」のどちらにするかで非常に悩みましたが、この2作品と上述の2作品の差はほとんどありません。「選考」という名の下に無理矢理差をつけなければならない作業は本当につらかったです。こんな言葉で大変申し訳ないんですけど、「今回はご縁が無かった」と申し上げるしかありません。

eikiさんの「君がいない町」、歌詞としてはよくある内容なのですが、言葉遣いが非常に印象的で、ことごとく自分のツボにはまりました。「君」を失って初めて気づく様々な事象が、切なくなるような感性で綴られていて、喪失感が痛いほどに伝わります。音楽にあわせて口ずさむほどに、なぜか気になってしまう魅力を持った作品でした。

そして「Glass Labyrinth」。まず曲のアップから24時間経たずにこの作品が投稿されたことに驚きました。韻踏み、言葉遣い、歌詞の持つリズム感、すべてが非常に高いレベル。特にBメロの歌詞はオケにあわせて何度も歌いたくなるようなリズムの良さで、これが決め手になったと言ってもよいくらいです。ひとつひとつの言葉を取り上げると一見つながりがなさそうな感じがしますが、全体を通してみると世界観が鮮やかに浮かび上がってくる作品だと感じました。

今回初めて歌詞を募集してみて、改めてそのレベルの高さを思い知りました。思い思いに紡がれた20通りのストーリーはどれも魅力的で、読むのがとても楽しかった反面、「拙い作詞しかできない自分が選考してよいのだろうか」と悩みもしました。でも、これも創作コラボを楽しむ1つの形なのでしょう。作詞者の皆さんが、それぞれに創作を楽しんでくださったであろうことを願ってやみません。

皆さん、本当にありがとうございました!


さてレン君よ、上手く歌えるかね・・・・・・・?

御礼

11月26日午前0時をもって、歌詞の募集を終了しました。

応募いただいた作品は全部で20作品!! ありがとうございますありがとうございます!
どれも力作ばかりで、この中から1つだけ選ばなければならない、というのはとてもつらいことですが、熟考に熟考を重ねて選びたいと思います。

ざっと全作品を一回読んだ限りでは、やはりこれまでの作品数が多い方ほど完成度が高いな、という感じがしました。決められた文字数にぴったりと違和感なく選び抜かれた言葉をあてはめる技術には驚嘆するばかりです。改めてセンスという言葉だけでは片付けられない、「職人魂」を見た気がします。

選考基準はやっぱり私自身がその歌詞を気に入るかどうか、という極めて主観的な判断になってしまいますが、それ以外に重要視したいのは以下のようなところです。

(1)世界観が伝わること

その歌詞の表現する世界観が、歌詞だけでスムーズに頭に入ってくるかどうか。どうしても好き嫌いが分かれるものもありますので、食わず嫌いにならないよう、解説やメッセージで補足いただいた説明もよく読み、その通りの内容が歌詞からちゃんと誤解なく伝わるか、ということも考慮します。

(2)曲のスピード、編曲、メロディラインとの相性

125BPMという比較的速い曲なので、歌詞が死なずにそのビートに乗れるかどうか。オケの音色と合っているか。言葉の発音、イントネーションとメロディラインに違和感がないか。フレーズのかたまりや切れ目を上手く使えているか。これらは作詞者の方々が十分に考え抜いてくれているわけですが、それを作曲者の立場から再確認します。

(3)タイトル

タイトル指定で歌詞を書いてもらうという方法もあったのでしょうが、今回はタイトルも含みでお願いしています。いわば曲の「顔」にあたる部分なので、歌詞との整合性はもとより、響き、インパクトなども重要かなと思います。

逆に上の(1)~(3)をクリアした作品は自動的に好きな作品、と言うこともできます。

ところで、応募いただいた方々は、他の応募者の作品を見たりするものなんでしょうかね。もともと作詞に自信がなくて募集をした者としては、作詞活動をされている方同士の意見はどうなんだろう、とちょっと興味があります。

できればこの週末に採用作品を決めたいと思います。お楽しみに。

すげぇ

ピアプロで歌詞の募集をかけてから5日なんですが、あっという間に12作品のご応募がありました。いやー、ありがたや、ありがたや。

最初はこんなスピードで作品が集まるとは思っていなかったので、締め切りを日付と8作品の先着投稿数の併用としていました。ポツポツと投稿があれば、どちらも同じくらいの時期に締め切れるかなと。しかし応募の出足が好調だったのと、投稿された作品を読むのが楽しかったので、日付のみに変更しました。何人かの方は投稿を急がせてしまったみたいで申し訳なかったです。

で、投稿作を見てみると、数もさることながらクオリティも凄いです。自分じゃ絶対に書けないような、様々な世界観を持った作品が届いており、楽しみながら何回も読ませてもらっています。

今回は初めての歌詞募集ということもありましたので、応募にあたって特にお題などを設定したりはせず、好きなように書いたものを投稿してもらっています。そのため、かなり幅広いモチーフのラインナップになっていますが、まとめると概ね(1)恋愛系、(2)懐古・喪失系、(3)終末論系、の3つくらいに分類できそうです。

曲調からして、(1)(2)までは予想できたのですが、(3)はまったくの想定外で、結構強烈な個性を放つ作品がいくつかありました。(3)があるとすれば、もう少しアンビエントなサウンドか、もしくはささくれさんの作品のような明るいけれどちょっぴり切ないメロディの曲だろうと思っていましたので。でも、今回の曲でも意外とハマりそうな感じもします。

さて、締め切りまであと正味3日、もうそろそろ出尽くした感がありますが、どんな選考結果になりますでしょうか。結果発表の折には、選考の過程を簡単にまとめて書いてみようかと思っています。
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hypersaw

Author:hypersaw
ピアプロでは「hypersaw」、ニコニコ動画では「カップラーメンP」として活動中の週末音楽家。リンク、コメント、大歓迎です。

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