世界の片隅で紡ぐ音楽 アストロゲイト

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歌入れ~動画作成~カップラーメンP襲名

しばらくの間ピアプロに書いていたのですが、ミクの調整に関してはほとんど何もしていません。ボーカロイドエディタ側では歌詞をベタ打ちし、FL Studio側でコンプとリバーブをかけているだけです。今聴いてみると、もっとやりようがあったなとは思いますが、そういう出来の悪い部分も含めて自分の足跡なので、今のところ修正して再度アップしようとは考えていません。

ただ、キーが高すぎることについては、少々聞きづらい感じがありましたので、キーダウンバージョンをピアプロにアップしています。

曲名「アストロゲイト(astrogate)」は、「宇宙飛行する」という意味の動詞です。名詞の方がいいかな、とも思ったのですが、カタカナにしたときの据わりの良さと、言葉の響きが気に入って、これにしました。

動画は最初、うさみみさんのイラスト1枚だけにするつもりでした。ですが、せっせと字幕を入れる作業をしている最中に、色んな画像を入れてみたい衝動に駆られ、宇宙から見た地球の写真や、戦争で悲しむ人々の写真などを探して、歌詞の内容に沿って入れてみました。

できた動画を見てみると、自分でも笑ってしまうくらい写真がうまくハマっていたので、ニコニコ動画へのアップの報告をうさみみさんにお入れした時に、「カップヌードルのCMみたいになった」と思わず書いてしまいました。

それをどなたかがご覧になったのか、動画には「カップラーメンのCM」というタグが付き、やがて「カップラーメンP」というタグが付けられた、を付けていただいたと(笑)。

正直に言います。速攻でタグロックとはいきませんでした(笑)。でも、P名を付けてもらえたということはすごく光栄なことだなと思ったし、自分が作った動画の特徴を捉えた、とても良いP名だとも思ったので、頂戴することにしました。今ではとても気に入ってます。



NISSIN CUP NOODLE CM NO BORDER(No.2):シリーズでは一番好きかな。


NISSIN CUP NOODLE CM NO BORDER(No.7):アストロゲイトの世界観に一番近い。


次回からは初めてのオリジナル曲「echoes」について書いていきます。
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オケ作り

オケは極めてシンプルな構成になっていて、ドラム、ベース、シンセ(ピアノ他)のみです。ただ、アレンジをする上で、やはりイラスト、歌詞の内容に合ったものにしたいというのがありましたので、特にシンセの音選びには気を遣いました。

選択したのは、ベル系サウンドと、ストリング系サウンドの2つ。両方とも、アルペジオが音色に組み込まれたもので、ピアノロールにコードを入れるだけで自動演奏させています。FL Studioのメイン音源、Sytrusにプリセットで搭載されています。後にニコニコ動画へアップする際、ピアノ伴奏を追加しています。

特にベルサウンドは、この曲を特徴づける重要な要素になっています。クラシック音楽や映画音楽でも、星や宇宙をテーマにしたものは金管系や金属系打楽器等の金属的な響きを持つ音がよく使われます。色々なプリセット音を漁ってはオケにはめてみる、という繰り返しで、イメージにぴったりな音を探し当てました。

もっとも苦心したのがドラム。極端な話、トランスやテクノなら、機械的にドコドコ鳴らしていてもそれなりに聞こえますが、こういうスローで優しい雰囲気に合わせるには、やはり生演奏っぽい音が欲しい。

そこで、FL上でドラム用マルチ音源のFPCを選択し、ステップシーケンサーを使わずにピアノロール上でパターンを打ち込んでいきました。スネアのように聞こえるのは、実は音源名としてはリムショットです。ドラムは全く演奏経験がないので、タムによるフィルイン等、かなりテキトーです(汗)。その結果、手が3本ないと演奏できない部分ができてしまったり(滝汗)。これらはニコ動へアップするにあたり、もう一度見直しを行って修正しています。

歌詞とメロディ作り

-アストロゲイト-  作詞:hypersaw

夢を見た 夜空を駆ける夢を

みんな 手をつないで

星の橋 渡るの

ほうき星 つかまって旅に出よう

ほら私達の星が

もうあんなに遠いよ


この星はこんなに 蒼く美しいのに

世界は今日も誰かの

哀しい涙に満ちている


夢を見た 夜空を駆ける夢を

ほら耳を澄ませば 星の音がするよ

-------------------

この曲は歌詞とメロディをほぼ同時進行で作っていきましたが、具体的には「歌詞のあらすじ→メロディ→歌詞」といった順番だったように思います。ピアプロでも書いている通り、曲作りの練習として小品を作るつもりで取り組み始めました。

最初の「夢を見た」という歌詞は、勘の良い方ならお気づきの通り、夏目漱石の「夢十夜」(もしくは黒澤明監督の映画「夢」)の「こんな夢を見た」という導入をお借りしてみたものです。

・・・・・というと大げさに聞こえますね。

実際には頭の片隅に残っていた記憶が、無意識のうちに歌詞として出てきた、という程度のものです。でもさすがは日本を代表する文豪の文章です。このフレーズを借りただけで、その後の歌詞がスムーズに流れていきます。

メロディ付けの前に、「星の橋を渡る」「ほうき星につかまって旅に出る」「耳を澄ませば星の音がする」というあらすじを作ります。このあたりはどうしても理屈っぽくなる自分の思考回路をもみほぐしながら、空想していきました。そしてメロディを作りながら、歌詞の文字数を整えていきました。

次にBメロです。いくら小品とはいえ、メロディが1つだけというのは寂しいし、曲としても成立しづらいので、展開を変えるメロディを作りました。歌詞は、単なるメルヘンな歌にしたくないという思いから、宇宙、星、ボーカロイドという、人間界を俯瞰できる立場からのメッセージのような歌詞を作りました。かなりベタな内容になってしまいましたが、説教臭くならないよう気を付けました。これが後々、私のP名に関わってくるとは思ってもみませんでした(笑)。

「アストロゲイト」 イラストとの出会い

「アストロゲイト」という曲は私にとって、現在の創作スタイルのスタート地点になっている、非常に大切な曲です。

初めてのミクオリジナル曲「echoes」を何とか作り終えて、曲作りの大変さを実感した私。ニコニコ動画で見聞きした数々のボーカロイドオリジナル曲に感動し、自分も曲作りをやってみたいと衝動的に初音ミクとFL Studioを購入したものの、自分の中から音楽をひねり出すことがこんなに難しいこととは思いもよりませんでした。

特に作詞という作業は、自分にとって「苦行」以外の何物でもありませんでした。周囲に流されながら、のほほんと日々を生きてきた私には、詞に乗せて伝えたいメッセージが何もない。そんな自己嫌悪に襲われました。

そんなある日、「echoes」をニコニコ動画にアップする際にイラストをお借りしたうさみみさんの作品をピアプロで見ていたところ、ある作品が目に留まりました。「真夜中の空中散歩」という題が付けられていました。

真夜中の空中散歩

夢の中。ボーカロイド達がみんなで手をつないでいるシルエット。耳に手を当てて星の音を聞くミク。イラストと、そのイラストに寄せたうさみみさんのメッセージを眺めていたら、歌詞とメロディが同時に頭の中に浮かんできました。初めての体験に驚きながら、すぐにFL Studioのピアノロールにメロディを書き留めていきました。

イラストや詞、音楽を、何もないところから産み出すのは容易いことではないかも知れません。でも、「共感」することなら自分にもできる。私の場合、そういう共感から音楽を産み出すことができるんだ、と実感したのが、この「アストロゲイト」でした。
プロフィール

hypersaw

Author:hypersaw
ピアプロでは「hypersaw」、ニコニコ動画では「カップラーメンP」として活動中の週末音楽家。リンク、コメント、大歓迎です。

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