世界の片隅で紡ぐ音楽 2011年09月

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歌詞決定

私の歌詞募集に対し、最終的に15もの作品が寄せられました。応募者の皆様に改めてこの場で御礼申し上げたいと思います。

熟考、煩悶の末、さはらさんの「Unbirth」を採用させていただくことにしました。

前回の「Glass Labyrinth」の時と同様、歌詞の選考過程を少し書いてみたいと思います。

応募作を一通り読み終えた後で、採用候補作として絞り込んだのが以下の5作品。

「Unbirth」 さはらさん

「Inner Mirror」 THERIONさん

「PROMISE EXPRESS」 杉春さん

「Cobalt Blue」 花雰々さん

「JiBRiL ジブリール」 隅師医 唖漣さん

もちろん、今回もこれら以外にも秀作はありました。選者が私でなければ採用になっていたものもあるでしょう。その意味で、今回も優劣付けは非常に難しく、その差はほとんどないと言ってよいと思います。

まず、Glass Labyrinthの作詞者でもあるTHERIONさんの「Inner Mirror」。この方の作品リリースのペースとクオリティは驚嘆すべきものがあります。曲の展開に合わせ、ネガティブからポジティブに気持ちが変化していく様子を、憂いを帯びた華麗な言葉選びで綴っています。

杉春さんの「PROMISE EXPRESS」は、いくつかあった恋愛系の歌詞で最後に残った作品です。列車をモチーフに、大切な人に会いたい思いを描いた、ロマンチックな作品に仕上がっています。ストーリーや情景が浮かびそうなリリックは杉春さんならでは、です。

そして隅師医 唖漣さんの「JiBRiL ジブリール」。限られた文字数の中で圧倒的な世界観を構築してみせたこの作品、好きかどうかだけで言えば、今回の応募作の中でこれが断トツで好きな作品でした。「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」などの、初期の宮崎駿作品を彷彿とさせる物語世界を紡いでいて、人に読むのを薦めたい作品です。

上記3作品、私も書きながら今でも「本当に採用しなくてよいのか」と迷っているほどです。ただ、何回も読み返しているうちに、トランスのアレンジに乗せるには歌詞の世界観がしっかりし過ぎているように感じてきました。曲の雰囲気を感じてもらうには、がっしりとしたストーリーよりはもう少しふわっとした「軽さ」のある歌詞が欲しい。なんて偉そうに書いてますが、単にアレンジが拙くて歌詞に追いついてないとも言えますね・・・・・・・orz

花雰々さんの「Cobalt Blue」は前向きな力強さの中にも軽やかさを感じさせる作品で、採用作との間で最後の最後まで迷いました。平易でメロディに乗りやすい言葉の中にも、印象に残る表現がちりばめられていて、「さすが歌い手の視点で作られた歌詞だな」と感じました。

最後に採用作のさはらさん「Unbirth」。作品全体にそこはかとない浮遊感が漂っていて、今回のアレンジにはちょうど合いそうな重量感。Aメロの出だしを韻踏みしたり、サビの各フレーズの頭の母音をすべて「あ」で揃えるなど、音(おと)としての響きも配慮されています。音楽の一部としての歌詞、というスタイルが織り込まれた作品でした。

さて、自身2回目の歌詞の募集を終えて、いろいろなことを考えさせられました。募集というのはどうしても一発勝負で、締切時点での出来栄えですべて決まってしまいます。作詞者の決まったコラボであれば、何度も相談や修正を重ねながら歌詞を練り上げるということも可能ですが、募集ではそれがなかなか難しい。作曲者にはお手軽で都合の良いシステムではあるのですが、1つの作品を一緒に作り上げた、という「コラボ感」が伴いにくいのが何とも言えないところです。

繰り返しとなりますが、私の曲のために創作の時間を割いてくださった皆様に、深く感謝いたします。ありがとうございました!

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粒揃い

歌詞の募集の締め切りまであと3日。前作Glass Labyrinthの時と比べると応募のスピードが緩やかなので、今回は選考が楽かなぁ、なんてのんきに考えていたんですが、すでに7作品も来ておる・・・・・・。

前回は応募数が多かった分、作品のバラエティや歌詞の完成度にある程度のバラつきがあったように記憶しているのですが、今回はどれも完成度が高くて粒が揃っている印象です(あくまで私視点ですのであしからず)。

粒揃いの中から選考するとなると、これもまた大変ですね。身が引き締まる思いです。

私が「前向きな歌詞」と言ったからではないと思うのですが、やはりサビのメロディ、アレンジの印象から、ネガティブからポジティブへと突き抜ける、力強い印象の作品が集まっています。

それにしても、作詞されてる方々のボキャブラリの引き出しや言葉をはめる技術というのは、本当に凄いですね。曲が負けてしまわないように仕上げたいです。

まだまだ時間ありますので、どしどしご応募お待ちしております!

早くも

新しい曲の歌詞を応募いただいております。いやー、仕事速いです。

自分が作ったメロディを思い出しながら読んだりしてますが、改めて思うのは「歌いにくいメロディだな」ということ(笑)。歌いにくいってことは、歌詞もつけにくいんじゃないかと思います。済みません、応募の方々。

前回同様、特にお題は設けてません。が、前回の募集の反省を元に、2つほど条件をつけています。1つめの「エロ・グロ・病み系は不採用の可能性大」というのは、曲を聴けば大方の人が分かってもらえる点かと思います。2つめの「宇宙が題材のものは採用しない方針」については、少し説明が必要かもしれません。

トランスというのは金属的な響きの音や、ディレイ・リバーブを良く使うので、他のジャンルに比べると宇宙を連想させやすいと思うんですよね。事実、私自身も2曲作ってますし。ですので、敢えて宇宙じゃないトランスを作詞の方々がどう組み立てるのかを見てみたい、という気持ちです。また、宇宙の曲は通算で3曲作っていて、なんとなく一区切りかな、ということもあります。

こういうことはやはり前もって言っておかないと、応募者の方々をガッカリさせてしまうと思った次第です。

当落の予見を持たすようなコメントは控えますが、選考するに当たって自分が重要視する点を1つだけ挙げるとするなら、最初のサビのフレーズでしょうか。

ここはBメロからいきなりリズムが消える、いわゆるブレイクで、そこにミクの声が降ってくるように入ります。最初の聴きどころとして作っているので、その部分の歌詞が綺麗に入ってこれるかどうか、はポイントの1つですね。

またいろいろなストーリーに出会えることを楽しみに、応募をお待ちしております!

歌詞募集

ということで、プロト版をうpしましたよと。


【歌詞募集】ミクトランス powered by ピアプロ

歌詞は考えた末、前回に続きピアプロで募集させていただくことにしました。またいろいろな作品に出会えることを楽しみにしたいと思います。締切は9月23日としましたが、ご要望があれば延ばすことも考えます。

仮ミックスとして簡単にミックスしていますが、やはり難しいですね。ちょっと耳にきついミックスになってるかと思いますので、応募される方は聴き過ぎにご注意ください。音量は小さめで!
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ピアプロでは「hypersaw」、ニコニコ動画では「カップラーメンP」として活動中の週末音楽家。リンク、コメント、大歓迎です。

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