世界の片隅で紡ぐ音楽 2013年05月

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既視感

ネットをにぎわせている乙武氏のレストラン事件。これ、大きく分けて2つの論点があります。

1つは、「障碍者と健常者の関係性のあるべき姿とは」とでもいいましょうか。

店側の「車いすでの訪問では、事前に一言連絡してほしかった」という言い分は十分理解できます。店のロケーション、エレベータの事情等は、乙武氏も事前に把握していたようです。

しかし乙武氏曰く、今まで彼はレストラン等を訪問する際、事前にそういう連絡をしたことがなかったと。それで困ることもなかったということのようです。彼の事務所のスタッフ、同伴者、店のスタッフが介助することで事なきを得ていた、ということらしい。

健常者であっても、例えば小さい子供連れであったり、ペット同伴だったりすれば、当然入店を拒否されることはあります。狭い路地にあるような店に車で行く場合、駐車場の有無を事前に確認することもあるでしょう。それは健常者、障碍者の区別なく、相手や周囲に迷惑をかけないよう、普通の「大人の良識」として行われることではないかと思います。

乙武氏の今回の行動は、障碍者というよりも「有名人」としてのそれに近い。良識ある大人の行動としてどうだったのか、という気がします。

そしてもう1つの論点、それはtwitterというSNSで彼が行った行為について、フォロワーの多い人には社会的影響を考える「責任」がある、とする点です。

これを見た時に、「前にボカロでもこんなことあったなぁ」と。うろ覚えですが、ある有名Pが自分のブログで、自分の曲を「歌ってみた」動画の1つをピックアップして「これすごくいい」と称賛しました。まだ「歌い手」なんていう言葉がなかった時のことです。

ところが、そのエントリーにかなりの数のネガティブコメントが付けられました。
「他にも歌ってみた人たちがたくさんいるのに、1人だけピックアップするのは不公平だ」
「有名Pとしての自分の影響力を分かっていない」

「おいおい・・・・・」とびっくりした記憶があります。今ではこんなこと言う人はいません。

思うに、CGMとその周辺事情が大きくなって、それに対する人々の意識が変わっていく過渡期だったんでしょうね。SNSにおける責任論も、今後それほど遠くない時期に、リテラシーが醸成されていくんじゃないですかね。

ただ、1つ気になるのが、責任論を否定し、乙武氏のツイートを是認する陣営の中に、「SNS時代にこういう対応をした店主はバカだ」という意見があったこと。今回は店主もtwitterのアカウントを持っているので、そういう意見もあるのでしょうけど、レストラン経営者の中には、ネットとは無縁に、ごく限られた常連さんに心づくしの料理を出して、小ぢんまりとやっていければいい、という人もいるでしょう。そういう店主の希望すら、SNS時代には否定されていいものなのでしょうか。危うい兆候を見たような気がしています。
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DTM環境再整備の必要性

私の使っているDAWのFL Studio、最新バージョンの11が3月下旬にリリースされていることを、零音さんのブログ「Another Life」で知りました。Image-Line社から確かメールも来てたと思うんですが、楽天からのスパムのようなメールの嵐に紛れて、読まずに捨ててしまったみたいで・・・・・・

今回もちょっと食指を動かされるようなアプリケーションが追加されているようで、アップグレード欲にかられます。私は生涯無償アップグレードユーザーになっているので、無料で更新できます。

私が初めてFLを買ったのが確かバージョン7だったと思うので、そこからすでに4回もメジャーアップグレードがあったってことですね。ユーザーにとってはうれしい限りですが、元値が安い上に生涯無償とか、会社経営は大丈夫なんでしょうか。

ただ、現在の私のDTM環境には、アップグレードをためらう理由が2つあります。1つはネットのスピード。アップグレードファイルをダウンロードし始めたら、いつ終わるのか分かりません。でもこれは、例えば夜寝ている間を利用するとか、何とか方法はありそうです。

もう1つはPCのハードウェアのこと。FLは動作が軽いので、スペック的にはまだまだいける気がします。しかしiTunesを使っているためにハードディスクの残り容量が少なくなりつつあることと、液晶画面の破損で解像度の規格が合わない外付けディスプレイで使っていること、が結構ネックです。

特にiTunesは、最初iPodだけ使っている時は良かったのですが、iPadも使い始めるとバックアップも含め、結構なHDD占有量になっています。

デバイス好きとしてはiTunesのメインPCとしてMacを買ってみたいなーなんて思いますが、Androidスマホを買ってしまった今、カミさんから冷やかな目で見られた上に、また息子に壊される可能性も大なので、やめとこうと思います。

で、次善案としては、カミさんのPCに私のiTunesの環境を移してしまうという案。私のPCよりも新しいので、HDDの容量も結構余裕があります。リビングに置いてあるので、使い勝手も良い。これはよさそうです。ということで、近々実現させようと思います。

ボーカロイドPの行き着く先

自分がボカロを始めた頃によく聴いていたボカロPの方々をtwitterでフォローさせていただいてますが、ほとんどの人たちがニコニコ動画から次のステージ(もしくは自分が元々いたステージ)に移っているように見えます。こういうことも、ニコニコ動画を見なくなった理由の1つです。

Supercellやlivetuneといった、まさにボーカロイドシーンからメジャーへうまく離陸していった人たちがボチボチ増えています。でもネット上であれだけ盛り上がってたら、もうちょっとメジャーで活躍する人が出てきてもいいんじゃないかと思うんですがどうでしょう。

最近はその音楽のメジャーという世界が、以前ほど輝かしい場所じゃなくなっていて、必ずしも目標とされるものではなくなっているかも知れません。でも音楽業界へ入るとっかかりとしてボカロPとなって、最後までボカロPとして食って行けたとして、それは果たして「音楽で食っていけた」ってことになるのかなぁ、なんて思ったりします。

ボーカロイドとその周辺の市場が年々大きくなるにしたがって、その陰で萎んでいるように見える音楽業界。この2つはリンクしているようでリンクしていない。ソーシャルメディアの時代にあって、音楽業界はなかなかに難しい舵取りを迫られていると思います。

スマホデビューと無料アプリ

インドネシアでは会社で支給されているBlackberryのみを使用していた私ですが、このたびスマホデビューしてみました。機種はSONYのXperia Z。
XperiaZ.png

日本ではDoCoMoからリリースされています。私のは海外版なので、ディスプレイの上にSONYのロゴだけがあってシンプル。

iPadもiPod nanoも持っているのに、なぜiPhoneにしなかったか、というと、持っているから逆にそうしなかった、という感じです。買った時に、できることというのが大体予想できる。わくわく感がないんですね。

初めてのAndroid体験で分かったのは、このOSはまさにGoogleを利用するためのものなんだなー、ということ。とにかくGoogleのサービスとの親和性が高い。当たり前と言えば当たり前なんですが、ここまであからさまだとなんだかねぇ(笑)

で、今いろいろとアプリを物色してインストールしているところです。

今はiOSでもAndroidでも「無料アプリ」がたくさんあって、中には「え、こんな便利なアプリが無料なの?」と驚いてしまいます。ただ、使っていくうちに画面の端にアフィリエイトのバナーが出てきたりして、画面が美しくない。

画面の美しさというのは、アプリの重要な要素の1つだと思います。ユーザーからお金を取る代わりに、見た目が美しく、便利で使いやすいアプリを提供する、というのが理想的だと思うんですが、どうでしょうかね?

音楽を買わなくなったのは何時からだろうか

音楽業界が極度の不振にあえぐようになって何年経ちましたかね。

違法ダウンロードへの対応が法制化された後も、音楽業界の売上が大幅に改善した、というニュースは聞かれません。こんな様子だと、違法ダウンロードと音楽の売上低迷には因果関係がない、と断定されても仕方ありません。あたかも喫煙と肺がんの関係のようです。

そもそも、音楽業界が今の状態を自ら「不振」というのは、ややおこがましいとも思います。過去の隆盛は音楽の力だけで成しえたとは到底言えません。テレビ等のメディアによって増幅された結果でもあります。

戦後の音楽業界、興行界の歴史は、テレビとの関係が切っても切れません。

特にアイドルブームやメガヒットが連発した80年~90年代は、テレビでの歌番組、ランキング番組やドラマ主題歌としてのタイアップが全盛を迎えていました。今の30台半ば以降の年代の人たちは、まさにこの辺りをリアルに体験してきた世代と言えます。おそらく店頭でCDを買う、という行為が日常の中にあったのも、この世代が中心だろうと思います。

しかし今はどうでしょう。これまで音楽業界に大きな恩恵をもたらしてきたテレビにかつてのパワーがなくなってきました。一家そろってテレビを見る、という情景が姿を消すとともに、音楽番組も番組表から姿を消していきました。テレビという大きな後ろ盾を失って初めて、音楽業界は自身の価値を問われる状況となっています。

加えて、かつてCDの売上を支えた層は、社会人として一番忙しい時期を迎えているだけでなく、私生活でも結婚、子育てに追われ、テレビを見たり、音楽など聴く暇などありません。車のラジオから聞こえてくるのを流し聴きする程度ではないでしょうか。長年のデフレ経済で所得が伸び悩み、CD1枚買うのだって経済的に厳しい、という人も増えていると思います。

不思議に思うのは、新刊書籍なんかも同じなんですけど、なぜ音楽ソフトって、人気・不人気を問わず同じ値段なんでしょうね。市場の原理から言えば、買い手の多い商品の値段は上がり、買い手の少ない商品の値段は下がるはずです。野菜や果物だと、買って食べてみないと美味しいかそうでないかわからないところがありますが、音楽なんてジャンルやライブでの動員数等で、これほど事前に売上枚数が予測しやすい商品はないんじゃないかと思います。にも関わらず、ポッと出の無名のアーティストでも、Mr.Childrenのようなビッグネームでも、10曲かそこら収録して2,800~3,000円。商品の価値を価格に反映してこなかった業界が、「不況で売れない」とか良く言えるな、と思うわけです。

AKBの商法が興味深いのは、純粋な音楽、楽曲の価値と販売価格の落差を「握手券」などの他の付加価値で埋めようとした点です。プロデューサーの秋元康氏は、作詞家というクリエイターでありながら、音楽そのものの商品価値を極めて冷めた目で見ている人なんだと思います。

私はCDを買うという行為は凄く好きです。家に帰ってビニールの包装を解いてパッケージを開ける。すると新品独特のプラスチックの匂いが漂う。印刷したてのパリッとした歌詞カードをパラパラめくって、紙の匂いと共に歌詞とアートワークを鑑賞する。ディスクをそっとプレイヤーに滑り込ませると、スピーカーから音の粒の立った、クリアな音が流れてくる・・・・・。至高のひと時と言っていい。

最近はオーディオよりもパソコンやスマホで音楽を聴く、という人も増えてるんじゃないかと思います。でもネット上で流通する音楽は、やはりそういう流通に適したフォーマットでしかないわけで、それに耳が慣れてしまうと、しっかりしたオーディオ構成とCDで聴く楽しさ、感動というものに価値を感じなくなってしまう。世の中の流れなので仕方がないのでしょうが、ちょっと残念に思いますね。

明日はゴルフ

変な広告が出てしまっているので、ちょっとだけ更新。

最近のわたくし。

1.ついにスマホデビュー!(Blackberryはスマホじゃないのか、という突っ込みはなしで)
2.子育てを頑張っているお陰で、息子とはマブダチ状態。ちょっとうっとおしいw
3.2ヶ月に1回、ジャカルタの有名高級ホテルに週末ステイを敢行中
4.音楽はポッドキャストでトランスを聴くか、NHKのおかあさんといっしょで幼児向けの歌しか聴いてない

そんなわけで、明日はゴルフです。インドネシアでは平日ですが、日本はGWなので、変な仕事もないでしょう、ということで。

近々もうちょっとちゃんとしたエントリー上げたいと思います。
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hypersaw

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ピアプロでは「hypersaw」、ニコニコ動画では「カップラーメンP」として活動中の週末音楽家。リンク、コメント、大歓迎です。

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