世界の片隅で紡ぐ音楽 キャプテンミライ 「幻想論」

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キャプテンミライ 「幻想論」

前回に続き、CDのレビューです。

こちらのアートワークは「幻想論」「ジェミニ」「Sweetiex2」のPVを制作されたちほさん。もうね、本当に可愛らしいんですよ。表のイラストはもちろん、ケース見開きの歌詞の隙間にもイラストがちりばめられていて、思わず微笑んでしまいます。

Dixieさんもそうですけど、自分の曲のPVを作ってくれた人にアートワークをお願いする、という姿勢にとても共感します。ボーカロイド周りのCGMには、こうした「心意気の連鎖反応」みたいなものが沢山あって、それがこういう活動をするモチベーションにもつながっていると思うのです。

曲について。今どき、プロでもここまでしっかりしたコンセプトに基づいて曲作り、アルバム制作ができる人って、あまりいないんじゃないでしょうか。全てがリンによる「幻想」、というコンセプトが徹頭徹尾貫かれ、そうした世界観をメロトロンやオルガンなどのノスタルジックな音の響きによって自由自在に紡いでいきます。1曲1曲を聴く、というよりは、アルバム全体を1つの曲として聴くのが正しい聴き方ですね。曲の象徴的なフレーズ、メロディが、別の曲にもコッソリと入れられていたり、といった遊び心も満載で、その意味でも全体で1曲です。

タイトル曲の「幻想論」を始め、どの曲も素晴らしいのですが、個人的には「冬の星座」や「イリュージョン」のような曲にキャプテンミライさんの音楽の凄さが強く現れているような気がします。サビでは必ず口ずさんでしまうようなキャッチーなメロディと心に残る歌詞。

歌詞は何かを語っているようで、何も語っていないような気もする。まさに「どことなくなんとなく」な感じで(笑)、それがまたやみつきになる原因でもあります。可愛らしさに惚けていると、いきなりザラザラした感触で自分の心の暗い部分を触られたような気分になったりします。

何よりもボーカロイドのP達から絶大な支持を集めるキャプテンミライさんほど、次の曲が待たれている方もいらっしゃらないんじゃないかと思います。こちらも絶賛オススメです!
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