世界の片隅で紡ぐ音楽 リミックスした経緯など

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リミックスした経緯など

今回の「Reminice」のリミックスですが、まずこの曲を知ったきっかけから。

MikuMikuDanceで極めて完成度の高い動画を制作し、MMD杯でも受賞の常連となっているbatakiPさんという方がいらっしゃいます。ポーズの美しさ、滑らかで緩急自在な動き、ダイナミックなカメラワークで描き出す独特の映像美は、MikuMikuDance界でも頭一つ抜けていると言っていいと思います。



この方が以前に作られた動画に、ReminiceのPVがありました。まるで感情を持って生きているかのような表情、動きは、すでにこのPVで完成されています。そして何より、「こんな良い曲があったのか!」と。



独特で伸びやかなメロディラインと、郷愁めいた切なさ、懐かしさの溢れる詩的な歌詞に一発でやられてしまいました。アレンジはエレクトリックな音使いのトランスで、正直こういうオケにこういう歌詞が合うとは思っていなかったので、その意味でも衝撃を受けました。

そしてこの曲をもっと沢山の人に聴いて欲しいと思い、リミックスを作ることにしました。

まずはコードの分解。原曲制作者のioquePさんのブログでリミックス素材が提供されていたので、それをダウンロードして何度もヒヤリングしてコードを聞き取ります。同じ系統の音が複雑に絡み合ってオケが作られているため、かなり難渋しました。

この曲はイントロからいきなりリードシンセの印象的なリフの繰り返しでスタートし、これがちょっとずつ形を変えて最後まで続いていきます。それが曲のかっこよさのかなりの部分を占めていて、リミックスする上でも何とかこのリフを残したいと思ったのですが、どうしても上手くいかない。いろいろと考えてようやく分かったのは、このリフを活かすにはバックのシンセとの絶妙な絡み合いが必要だということ。長い煩悶の末、このリフの再現は諦めることにしました。

アレンジの方向性としては、綺麗系トランスの代表格であるDaniel KandiやNitrous Oxideのような音使いが個人的にも非常に好き、ということがあり、それを目指しました。Unlimited BLUEも同じ方向性ですね。





これらの曲に共通する、バックのPADでコード感を出しつつ、SAW系のショートシンセで細かいシーケンスを刻み、ピアノで印象的なリフを入れる、という形を今回のCRP Remixでも踏襲しています。

ioqueP(アイ・オー・キューP)さんについて。この方は最初、映画「ブレードランナー」「南極物語」のサントラや2003年日韓W杯のアンセムを手掛けたヴァンゲリスのカバーをされていました。オリジナル曲は独創的で美しいメロディラインを持つ曲が多く、加えて風景が浮かんでくるような色彩豊かな歌詞が心に残ります。アレンジはReminice以降、アンビエントな方向への傾倒が顕著で、歌詞とメロディとの融合が一層高まっています。昨年夏に発表された「ナツノヨ」を最後に開店休業のようになってしまっているのが惜しまれます。復帰してくれないかなぁ。

最後に、ioquePさんがこの曲の制作にまつわるエピソードをブログに書かれているので、リンクを置いておきます。こちら。普段こんなことはしないんだけど、歌詞についてのくだりがとても素敵なので。
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