世界の片隅で紡ぐ音楽 歌詞決定

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歌詞決定

私の歌詞募集に対し、最終的に15もの作品が寄せられました。応募者の皆様に改めてこの場で御礼申し上げたいと思います。

熟考、煩悶の末、さはらさんの「Unbirth」を採用させていただくことにしました。

前回の「Glass Labyrinth」の時と同様、歌詞の選考過程を少し書いてみたいと思います。

応募作を一通り読み終えた後で、採用候補作として絞り込んだのが以下の5作品。

「Unbirth」 さはらさん

「Inner Mirror」 THERIONさん

「PROMISE EXPRESS」 杉春さん

「Cobalt Blue」 花雰々さん

「JiBRiL ジブリール」 隅師医 唖漣さん

もちろん、今回もこれら以外にも秀作はありました。選者が私でなければ採用になっていたものもあるでしょう。その意味で、今回も優劣付けは非常に難しく、その差はほとんどないと言ってよいと思います。

まず、Glass Labyrinthの作詞者でもあるTHERIONさんの「Inner Mirror」。この方の作品リリースのペースとクオリティは驚嘆すべきものがあります。曲の展開に合わせ、ネガティブからポジティブに気持ちが変化していく様子を、憂いを帯びた華麗な言葉選びで綴っています。

杉春さんの「PROMISE EXPRESS」は、いくつかあった恋愛系の歌詞で最後に残った作品です。列車をモチーフに、大切な人に会いたい思いを描いた、ロマンチックな作品に仕上がっています。ストーリーや情景が浮かびそうなリリックは杉春さんならでは、です。

そして隅師医 唖漣さんの「JiBRiL ジブリール」。限られた文字数の中で圧倒的な世界観を構築してみせたこの作品、好きかどうかだけで言えば、今回の応募作の中でこれが断トツで好きな作品でした。「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」などの、初期の宮崎駿作品を彷彿とさせる物語世界を紡いでいて、人に読むのを薦めたい作品です。

上記3作品、私も書きながら今でも「本当に採用しなくてよいのか」と迷っているほどです。ただ、何回も読み返しているうちに、トランスのアレンジに乗せるには歌詞の世界観がしっかりし過ぎているように感じてきました。曲の雰囲気を感じてもらうには、がっしりとしたストーリーよりはもう少しふわっとした「軽さ」のある歌詞が欲しい。なんて偉そうに書いてますが、単にアレンジが拙くて歌詞に追いついてないとも言えますね・・・・・・・orz

花雰々さんの「Cobalt Blue」は前向きな力強さの中にも軽やかさを感じさせる作品で、採用作との間で最後の最後まで迷いました。平易でメロディに乗りやすい言葉の中にも、印象に残る表現がちりばめられていて、「さすが歌い手の視点で作られた歌詞だな」と感じました。

最後に採用作のさはらさん「Unbirth」。作品全体にそこはかとない浮遊感が漂っていて、今回のアレンジにはちょうど合いそうな重量感。Aメロの出だしを韻踏みしたり、サビの各フレーズの頭の母音をすべて「あ」で揃えるなど、音(おと)としての響きも配慮されています。音楽の一部としての歌詞、というスタイルが織り込まれた作品でした。

さて、自身2回目の歌詞の募集を終えて、いろいろなことを考えさせられました。募集というのはどうしても一発勝負で、締切時点での出来栄えですべて決まってしまいます。作詞者の決まったコラボであれば、何度も相談や修正を重ねながら歌詞を練り上げるということも可能ですが、募集ではそれがなかなか難しい。作曲者にはお手軽で都合の良いシステムではあるのですが、1つの作品を一緒に作り上げた、という「コラボ感」が伴いにくいのが何とも言えないところです。

繰り返しとなりますが、私の曲のために創作の時間を割いてくださった皆様に、深く感謝いたします。ありがとうございました!

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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
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ピアプロでは「hypersaw」、ニコニコ動画では「カップラーメンP」として活動中の週末音楽家。リンク、コメント、大歓迎です。

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