世界の片隅で紡ぐ音楽 安室奈美恵 「Contrail」

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安室奈美恵 「Contrail」

ジャカルタには「ジャカルタジャパンクラブ(JJC)」という日系企業団体があって、大きく分けて法人部会、個人部会という2つのセクションがあります。その名の通り、法人部会は日系法人が会員で、個人部会は個人が加盟して会員となります。

この個人部会会員向けに、JJCの事務所では各種図書の閲覧・貸し出し、ドラマ・映画等のDVDの貸し出しを無料で行っています。

我が家も本やDVDをよく借ります。DVDはちょっと前のドラマであったり、必ずしも面白いドラマではなかったりしますが、運がいいと「半沢直樹」のような大ヒットドラマのDVDを借りることができたりします。

先日借りてきたのは、2013年4~6月期に放送されたTBSドラマ「空飛ぶ広報室」。いくつかのドラマレビューブログでの評判を見ていたので、期待に胸を膨らませて見ました。

ストーリーにいろいろと細かい注文はつけたくなるものの、実際の航空自衛隊の機材を使った映像は迫力満点で素晴らしく、また空幕広報室を中心としたキャスティングの妙とキャラクター1人1人にまつわるエピソード、綾野剛と新垣結衣演じる空井大祐、稲葉リカの不器用な恋の行方など、とても楽しめる内容でした。

2013年は、NHKドラマ「あまちゃん」での東日本大震災の描かれ方が話題となりました。このドラマでも震災が扱われています。これまであまり報道されてこなかった、松島基地を中心とした自衛隊から見た震災が、控え目に、しかし強い説得力を持って描かれています。

自衛隊という特殊な組織に属する人々を描いた作品ですが、彼らも普通の人であるし、自衛隊もまた普通の企業とそれほど大きく変わらない組織なのだということが良く分かるという意味でも、鑑賞をお勧めしたいドラマです。

このドラマの主題歌は、安室奈美恵の歌う「Contrail」。Contrailとは飛行機雲のことで、青空を切り裂いて飛ぶ飛行機を彷彿とさせる、「突き抜け」感のある曲に仕上がっています。



近年の安室奈美恵はR&Bやヒップホップっぽい曲が多いのかなと思っていました。が、この歌はそういう路線とは少し趣を異にしています。トランスっぽい音使いもちらほらあって、爽快なサウンドです。改めて彼女の最近の曲をいろいろと聴いてみたいと思うようになりました。

個人的に惜しいのは、やや音がショボい(特に低音)のと、エンディングがダサいこと(笑)。音のショボさというのは宇多田ヒカルもそうなんですけど、ボーカルの力強さを最大限活かすためにそうしてるという面もあるかと思います。でももうちょっとどうにかならんかな、と。
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